退職時に一言挨拶を求められたときに、何を話せばよいか迷っている方のために、一言挨拶のポイントや構成について解説をし、具体的な挨拶の例文も多数紹介します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 退職の挨拶での「一言」は何を話せばよいか知りたい人
- 退職の挨拶での注意点やポイントを知りたい人
- 具体的な例文を知りたい人
簡単な言葉であっても、要点を押さえた挨拶であれば、良い印象を与える挨拶ができます。ポイントの解説をしていますので、これを読めば、一言挨拶に悩まなくてよくなります。
退職の挨拶を軽く一言求められたらのテッパン挨拶
退職する時に、職場で「一言」退職の挨拶を求められたとき、汎用的に使える挨拶文を紹介します。
挨拶は下記の点を踏まえて簡単に挨拶をすれば、失礼になりません。
具体的なテッパン例文を紹介します。
例文
この度、○月○日を持ちまして退職することになりました。
本日が最終出勤日です。
短い間でしたが、こちらで多くを経験し学ばせていただきました。
こちらでの経験を今後に活かしていきたいと思っております。
皆様のますますのご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
たいへんお世話になり、ありがとうございました。
「退職の挨拶での一言」のポイント
退職時に「一言」挨拶をするときにポイントや注意点を解説します。
朝礼時の挨拶は手短にお礼の言葉を伝える
退職の挨拶を朝礼の時間をいただいて行うときは、朝の忙しい時間のため、コンパクトにまとめるようにします。具体的な例文は次のようになります。
例文
お忙しい中、朝礼の貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
本日をもちまして退職をいたします。
皆様に助けていただき、不慣れな私でも業務を行うことができました。
ほんとうにお世話になりました。
皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
取引先へは後任に関することを伝える
取引先に退職の挨拶をする場合には、今後の取引先との業務に支障が出ないように、後任を紹介する文章を入れます。メールでの挨拶であればCCに後任の担当者を入れてもよいでしょう。
例文
この度、一身上の都合により、○月○日付けで、退職することになりました。
○○様には、あたたかいご指導やご支援をいただき、大変感謝しております。
後任は、○○が担当します。貴社の件はしっかりと引継ぎをしております。
引き続き変わらぬご愛顧いただきますよう、よろしくお願いいたします。
時間のある挨拶には「在任中のエピソード」を添える
送別会時など、挨拶する時間に余裕があるときは、仕事で助けてもらった話や、一緒に苦労を乗り越えた話などの「在任中のエピソード」を話すと、思い出の共感と一緒に、感謝の気持ちを伝えることができます。
挨拶の時間は長くても4~5分程度に収めましょう。
お菓子を渡すときに一言お礼を添える
最終出社日に、お世話になったお礼としてお菓子を配るのであれば、手渡しするときにお世話になった感謝の挨拶を添えると良い印象を与えられます。
例文
たいへんお世話になりました。ささやかですが、良かったら召し上がってください。
○○さんにはいつも助けていただいて、本当に感謝しております。ありがとうございました。
挨拶は感謝の気持ちを伝える簡単な言葉で問題ありません。
退職挨拶の一言メッセージの例文
一言、退職の挨拶をする場合の例文を紹介します。
パート社員が退職
例文
この度、本日をもちまして退職いたします。
至らない点も多々あったかと思いますが、○○部の皆さんの温かいご指導のおかげで、経験を積むことができました。
皆様のご健康とご活躍を心より、お祈り申し上げます。
ほんとうに、ありがとうございました。
派遣社員が退職
例文
この度、○月○日をもって契約が満了し退職します。
○年間、温かいご指導のもと、貴重な経験をさせていただきました。
こちらで学んだことを次の職場でも活かし、頑張ります。
皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
定年退職者
例文
この会社で○○年お世話になり、本日をもって定年を迎えることとなりました。
時間がたつのは早いもので、皆さんの助けがあり、○○年があっという間に過ぎました。
たくさんの思い出とともに、皆さんへの感謝の気持ちが溢れております。
第二の人生は趣味の釣りを楽しみながら、ゆっくりと歩んでいこうと思います。
皆様の健康とご活躍をお祈りしております。
長い間ほんとうにありがとうございました。
上司への退職挨拶
例文
本日をもちまして退職いたします。
○○部長には、仕事の基本から教えていただき、ほんとうに感謝しております。
部長のご活躍をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
退職挨拶の軽いメール例文
メールでの退職の挨拶をする場合の簡単な文章の例文を紹介します。
パート社員が退職
例文
件名:退職のご挨拶【氏名】
本文
お疲れ様です。【氏名】です。
この度、一身上の都合により○月○日をもって退職をします。
本来であれば、直接ご挨拶すべきところ、メールでの挨拶なり失礼いたします。
○年間、皆様には温かいご指導をいただき、本当にありがとうございました。
皆様の健康とご活躍を心よりお待ちしております。
【署名】
派遣社員が退職
例文
件名:退職のご挨拶【氏名】
本文
お疲れ様です。【氏名】です。
この度、○月○日に契約満了となり○月○日をもって退職をします。
本来であれば、直接ご挨拶すべきところ、メールでの挨拶なり失礼いたします。
○年間、皆様には温かいご指導をいただき、本当にありがとうございました。
こちらで培った経験を、次の職場でも活かして頑張りたいと思います。
今後の皆様の健康とご活躍を心よりお待ちしております。
【署名】
退職者への一言挨拶(メッセージ)
上司
例文
○○部長にはほんとうに長い間お世話になり、感謝しております。
温かいご指導をいただいたこと、改めて思い出されます。
これからの益々のご活躍をお祈りいたします。
同僚・先輩
例文
○○さんには、たいへんお世話になりました。
○○さんとの仕事の取り組み方はとても勉強になりました。
これからは寂しくなりますが、○○さんが教えてくれたことを忘れずに頑張ります!
ほんとうにありがとうございました。
まとめ
今回は退職時に挨拶を一言求められた場合の注意するポイントの解説と例文を紹介しました。
簡単な挨拶であれば、次の構成で挨拶をすれば心配ありません。
短いメッセージであっても感謝の気持ちを伝えましょう。そうすることで、あたなへの印象が良くなります。今回紹介した例文を参考に、「あなたの一言退職挨拶」を考えてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。