ビジネス挨拶文

面接での最初の挨拶は「こんにちは」?入室から退出まで解説

面接での最初の挨拶は「こんにちは」?入室から退出まで解説

面接会場で、最初に何と挨拶をすればいいのかな?と不安に思っていませんか?今回は対面での面接、WEB面接での最初の挨拶、マナーや入室・退出の流れについて解説をします。

この記事は以下のような人におすすめ!
・面接の最初の挨拶を知りたい人
・面接の入出~退出の流れを知りたい人
・面接のマナーについて知りたい人

面接は慣れないビジネスマナーがあり不安になってしまいますが、二次面接・最終面接でもこれを読めば安心して面接を受けることができます。

面接の最初の挨拶は「こんにちは」?

面接の最初の挨拶は「こんにちは」?

面接での最初の挨拶は何て挨拶すればいいのかな?と不安になりますよね。面接は対面式が一般的ですが、Zoomなどを使ったWEB面接も開催されるようになりました。

対面式、WEBそれぞれの挨拶方法を解説します。

対面式の面接の入室の場合

対面式の場合、入室をしたら席の前まで移動をし、椅子の近くの床にカバンを置きます。姿勢を正し、「こんにちは!○○大学○○学部の○○です。本日はよろしくお願いいたします。」と面接官の目を見て明るく元気よく挨拶をします。この時のお辞儀は一度だけ、よろしくお願いいたしますの後にお辞儀をしましょう。

WEB(Zoom)面接の入室の場合

WEB面接の場合、入室し相手の顔が映り自分の映像がONになっておりミュートも解除されていることを確認をしたら挨拶を始めます。

挨拶は「こんにちは!○○大学○○学部の○○です。本日はよろしくお願いいたします。」と明るく元気よく挨拶をしましょう。WEBの場合もよろしくお願いいたしますの後に続けて、お辞儀をします。

入室の仕方(就活・転職・バイト・パート)

面接官は面接中だけではなく、入室時や退出時の所作も見ています。基本的なビジネスマナーがあるのか、面接時以外で態度が違わないかなど、あなたが思っている以上に細かなところまで目を光らせています。

対面の面接とWEB面接の入室の仕方をそれぞれ解説します。

対面の面接

対面面接での入室の仕方は、ノックをしてドアから入るところから解説をします。

ドアを3回ノック!

ノックの意味を知っていますか?ドアノックは在室の確認のほかに「入荷室の許可を求める」という意味もあります。ドアが開いている場合でもノックをしましょう。ノックの回数は3回が一般的です。リズミカルに「コンコンコン」とノックをします。

自分の部屋のドアで予行練習をしておくと面接当日の緊張が和らぎます。

部屋に入って、ドアを閉める

部屋の中から「どうぞ」と声がしたら、ドアの外で「失礼いたします」と明るく元気な声で返答をします。そうしたら、ドアを開けて入室をします。

入室し、ドアを閉めるときは、ドアの方に向き直ってドアを閉めます。

面接官にお辞儀をする

ドアを閉めたあと、面接官に向き直り、姿勢を正しお辞儀をします。「本日はよろしくお願いいたします」と挨拶をするのもよいでしょう。
姿勢よく面接官に挨拶をします。

椅子の横に立ち、自己紹介をする

挨拶が終わったら、椅子の方へ進み、椅子の横に立ち、カバンやバッグを床に置きます。

「こんちは、○○大学○○学部の○○と申します。よろしくお願いいたします。」と挨拶をし、よろしくお願いいたしますの後にお辞儀をします。

着席する

面接官から「どうぞ」と着席を促されたら、「失礼いたします」と挨拶をし、お辞儀をしてから着席をします。

ウェブ(オンライン)面接

web面接の入室方法いついて解説をします。

通信環境の良い静かな場所で待機

WEB面接で一番やってはいけないのは、面接途中で通信環境が悪くフリーズしてしまうことです。通信環境の良い、静かな場所で待機をしましょう。背景画像は使わないほうが良いので、画面に映る背景にも気を付けましょう。

3分前に入室する

設定されたミーティングルームに3分前に入室し、待機をしましょう。自分の顔が映っているか確認し、ミュートになっていないかも確認します。面接官がすでに入室済みであれば、すぐに「こんにちは」と挨拶をします。

面接が開始されたら挨拶をする

WEB面接が開始されたら、「こんちは、本日はよろしくお願いいたします」と挨拶をし、お辞儀をします。お辞儀は座ったままで大丈夫です。
面接官から「自己紹介をお願いします」など声をかけられたら「○○大学○○学部の○○と申します。よろしくお願いいたします。」と挨拶をし、お辞儀をします。

WEB面接では会話がバッティングすると会話が聞き取りづらくなるので、相手の発言が終わったのを見計らって話し始めるようにしてください。

最後(終わり)の挨拶と退出の仕方(就活・転職・バイト・パート)

面接時の退出の仕方を対面面接、WEB面接に分けて解説をします。

対面の面接

対面の退出の仕方を解説します。

椅子から立ってお礼をする

面接が終わったら椅子から立ち上がり、「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。」とお礼を述べ、45度の深いお辞儀をして、面接官に感謝の気持ちをあらわします。

ドアの前で再度お辞儀をする

お辞儀の後に、カバンを持ち、ドアに向かって歩きドアの前で面接官に向き直します。「失礼いたします」と述べ、45度のお辞儀を行い、ドアを開けて退出します。ドアを閉める前に目線は面接官の顔をみるようにします。

WEB(オンライン)面接

退出方法は企業により違う

退出方法は企業側がミーティングルームを終了する場合と、退出を促される場合がありますので、面接官の指示に従います。

退出する際にお礼と挨拶をする

退出する際は、「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。」と一言挨拶をしてから退出をします。

面接のマナー

面接のマナー

面接ではあなたの所作を細部まで面接官に観察されています。最低限のビジネスマナーを守り良い印象を与えるようにしましょう。

対面の面接

対面式の面接でのマナーを紹介します。

オフィスで社員とすれ違ったら挨拶

面接で会社を訪れた際に、オフィスで社員とすれ違ったら「こんにちは!」と会釈をしてください。NGの行動は無視をしたり、気づいているのに気づかないフリをすることです。面接会場以外も面接だと思って、元気よく明るく挨拶をします。

玄関で迎えられたときの挨拶

玄関で迎えられたときの挨拶は「こんにちは!本日はよろしくお願いいたします」と元気よく挨拶をしましょう。
挨拶をした後は迎えてくれた方の指示に従い、移動をします。

面接の受付での挨拶

面接での受付は次の2つのパターンが考えられます。

  • 受付に人がいる場合
  • インターホンでのやり取り

上記のパターンに応じて、挨拶方法を詳しく解説していますので、「【新卒・転職】面接は受付から!受付のマナーや挨拶方法」をぜひお読みください。

入室時のノック後の挨拶

入室時にノックをしたら「どうぞ、お入りください」と声をかけられます。そうしたら「失礼します」と挨拶をし、静かにドアを開け入室をします。挨拶をしてからドアを開けるようにしましょう。

面接会場への到着時間は5分前

面接の受付には5分前に到着するようにします。早すぎても、企業の準備が整っていない場合があるので、5分前が適切です。面接会場には10分前には到着をし、受付時間を見計らっておきます。

履歴書を渡すタイミング

受付で渡す場合は、すぐに取り出せるようにクリアファイルに入れておき、受付の前に手元に用意をします。受付では渡さず面接で履歴書を渡すタイミングは、面接官から提出を求められたときです。面接開始時に声をかけられることが多いですが、もし持参するよう連絡があったにもかかわらず提出を求められない場合は、「履歴書はいかがいたしましょうか」と自分からひと声かけてから出します。

座り方、カバン・傘の置き方

面接室に入ったときのカバンの置き場所は椅子の脇の床に置きます。傘はカバンの横に並べて置きましょう。コートがある場合は椅子の背もたれにかけます。

椅子に座るときは椅子の深くまでは腰掛けず、背筋を伸ばして座ります。男性は足を肩幅に開いて両手を軽く両膝の上に乗せます。女性は足を揃えて両手を重ねて膝の上に置きます。

WEB(オンライン)面接

WEB面接のマナーを紹介します。

座ったままでもいいの?

オンライン面接での挨拶は座ったまま行います。画面に映るのは上半身より上です。立ち上がると画面に映らなくなるので座ったままでOKです。

ネット接続が安定したところで行う

オンライン面接で大切なのは通信環境の良さです。通信環境が悪いと、最悪面接の最中にZoomが落ちてしまいます。相手にも失礼ですし貴重な面接の時間が削られてしまいます。津新環境が整ったところで待機をするようにしましょう。

背景画像は使わない

Zoomなどのツールで自分を映すとき、背景画像は出来る限り使わないようにしましょう。背景に物が映りこまない場所を選んで接続します。事前に映像のテストができるので、面接を受ける前に確認をしましょう。

静かな場所で行う

WEB面接は静かな場所で行いましょう。ノートパソコンやスマートフォンのマイクは思っている以上に音を拾います。カフェなど雑音が多いところは適しません。静かな場所で面接を受けるようにしてください。

面接関連のメールのやり取りの仕方

面接関連のメールのやり取りの仕方

就職活動中は企業とのメールのやり取りが発生します。メールのやり取りをスムーズに行うことで、面接枠を早めに獲得できたりもしますので、ビジネスマナーのポイントを押さえたメールが書けるようにしましょう。

企業からのメールに返信するときのマナー

企業とのやり取りは自分からメールを送るよりも企業からのメールに返信をする機会が多いはずです。
そこで、企業からのメールに返信する場合のマナーを簡単に解説します。

メール返信のマナー

  • 件名は相手の件名にそのまま返信し「Re:~」で返します。そのようにすることで企業の担当者もどんな案件で送ったメールに返信が来たのがわかるからです。
  • 本文には送る相手の「会社名、部署名、氏名」を書きます。
  • その後に「お世話になっております。」から書き始め、「自分の大学名、学部名(学科名)、氏名」を名乗ります。
  • 用件を書いたあと、最後は署名を書きます。署名は「大学名、学部名(学科名)、氏名、メールアドレス、スマホの電話番号」を記載します。

「はじめまして」の挨拶メール例文

就職面接のメールの書き方を紹介します。

例文

件名:(先方のメール件名を変えずに返信する)

本文
株式会社○○
人事部 ○○様

お世話になっております。
○○大学○○部の○○と申します。

面接日程のご連絡、誠にありがとうございます。
面接日程は○月○日 ○時~
でお願いしたくご連絡を差し上げました。

お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
(署名)

「初めまして」メールの書き方について「【例文付き】初心者のための初めましてメールの書き方とポイント」に詳しくまとめていますのでぜひお読みください。

面接での挨拶は夕方は何て言うの?(朝・昼・夕)

面接での挨拶は夕方は何て言うの?(朝・昼・夕)

面接での挨拶は「あいさつ」から始めますが、時間帯に応じてあいさつを変えるようにします。
挨拶を変える時間帯の目安は次を参考にしてください。

  • おはようございます・・・ 朝~午前9時頃まで
  • こんにちは・・・午前9時~午後18時頃まで
  • こんばんは ・・・午後18時以降



日中に面接を行う場合は「こんにちは」、18時以降の遅い時間に行う場合は「こんばんは」と挨拶をすると覚えておきましょう。

面接の書類を送る際の挨拶状の書き方

面接の書類を送る際の挨拶状の書き方

企業に履歴書や職務経歴書などの応募書類を送付する機会がありますが、その書類には「送付状(添え状・送り状)」のあいさつ状を同封し送付しましょう。

挨拶状の目的

履歴書を郵送する場合「送付状」を同封することがマナーです。送付状は「添え状」「送り状」など呼ばれることもありあります。「送付状」は3つの役割があり、それについて解説をします。

あいさつ

送付状を同封する目的に送付者への「あいさつ」があります。封書をあけたときに書類だけが入っているのと送付状にあいさつが書かれているのでは、「あいさつ」が書かれているほうが気持ちが良いです。ビジネスの世界は何事も挨拶から始まります。書類でも同じです。送付状で良い印象を与えましょう。

書類の中身を知らせる

送付状を同封する目的の2つ目は「中に入っている書類の中身を知らせる」ことです。送付状に「誰が」「誰に」「何を」「どれだけ(何枚)」送ったかを記載することで、採用担当者がすぐに何の書類が届いたのかを把握しやすくなります。

企業はさまざまな種類の書類の受け渡しをしているので、あなたが送った書類が何なのかをすぐにわかるようにしてください。

補足事項を伝える手段

送付状を同封する目的の3つ目は「補足事項を伝える手段」として使うことができます。履歴書に書ききれない内容を追加し採用担当者に伝えることができます。

挨拶状の例文

挨拶状の例文

まとめ

今回の記事は面接で最初の挨拶は何から始めればいいのかについてや、対面やWEB面接での入室から退出までの面接の流れの解説、面接でのマナーを紹介しました。

対面の面接、WEBの面接どちらも最初の挨拶は「こんにちは」から始めます。あいさつの後に、自己紹介を続け、会話のきっかけを作ります。

面接の流れは、事前にイメージトレーニングをしておくと、面接当日の緊張を緩和できます。笑顔で明るく元気な声で挨拶することを意識できれば、好印象を持ってもらえる面接になりますよ。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

関連記事

-ビジネス挨拶文
-,